ロボットYuanda YUNIK(ユアンダ・ユーニック)

高度な設計技術が体現されたロボット『Yuanda YUNIK』

熱意あふれる専門家が集まり、ドイツ・ハノーバーで開発されたロボットは、今や急速な成長を遂げている協働ロボットの分野で新たな基準となるべく、設計が施されています。


最新のセンサー技術を採用し、人間と安全に協働することや、

ワークを精巧に取り扱うことが保証されています。また、自動制御可能な学習システムを搭載しているため、広範な産業分野での生産工程を自動化することが可能です。ハードウェアおよびソフトウェアのインターフェースは操作性に優れ、未経験のユーザーにとっても分かりやすいものです。このロボットはどこをとっても使い勝手がよく、設定や組み込み時の時間やコストを大幅に削減することができます。 ロボット『Yuanda』をあなたのチームの一員として迎え、そのパフォーマンスを実感しましょう。




安全重視

まずは、協働ロボットを体験してみましょう。心配はいりません。ロボット『Yuanda』は、ISO10218およびISO13849に示された、協働ロボットについての安全規格に準拠しています。全軸に取り付けられた高精度のトルクセンサにより、外部のインパルスはすべて検知されます。また、不要な衝撃が検知されると、ロボットは即座に停止します。


産業用の動くツール

汎用性が高くコスト効率が良い:当社の協働ロボットは、低コストで迅速に統合することができるオールラウンドなツールです。手作業から準/完全自動化工程にいたるまでの多様な環境において、高精度かつ正確な操作を行います。 自動化に向けて準備を始めましょう!


プラグに差し込むと稼働します

ロボット『Yuanda』の設定は驚くほどの短時間で完了します。稼働させるには、梱包を解き、プラグに差し込み、そして電源を入れるだけです。 ツール交換も簡単です。システムソフトウェアが変更を検知し、自動的に調整します。専門的な知識は何もいりません。



内蔵型カメラ

ロボット『Yuanda』の視覚システムもまた、高度な技術に支えられています。内蔵型カメラによる映像データはシステム処理されます。『Yuanda Vision』では、加工ワークを検知し記憶すること、材質を見定めること、重要な工程変更を認識すること、などが例として挙げられます。


加工ワークを認識

『Yuanda Vision』では、ロボット主導型の学習と工程調整がリアルタイムで行われます。ワークとその輪郭が内蔵型カメラを通して記憶されます。この工程中に『Yuanda Vision』は、加工ワーク上の掴む位置とツールの角度を決定もしくは微調整し、例えば「ピックアンドプレース」アプリケーションのような操作を行います。


ラベルのローカライゼーション

QRラベルには、プログラムされたアプリケーションのガイドラインとしての機能があり、また、加工ワークやタスクに関する重要な情報を含めることができます。『Yuanda Robot』周辺に貼付されたQRラベルから情報を読み取り、稼働環境や目先のタスクに向けて調整することが可能です。


品質チェック

『Yuanda Vision』は、必要なプロセス品質に基づいて加工ワークを一括りごとに区分けすることができます。部品は指示された場所に配置されているか? 2つの部品は正しく組み立てられているか? 『Yuanda Vision』が良悪を区別し、生産を続行させるか否かの決定を行います。


テクニカルデータ

制御軸数

6

可搬重量

7 kgs

センサー

全軸にトルクセンサー搭載

最高速度

2m/sec

位置繰返し精度

0.05mm

machine learning

ニューラルネットワークの内蔵型プロセッサー(NPU)

プログラミング

デバイスから独立したプログラミング・インターフェース(ブラウザーベース)

30kgs (ロボットのみ:17kgs)

17 kgs

IP保護等級

IP 54

環境条件

温度: 5–40 °C
湿度: 80 % RH (結露なし)

視覚装置

内蔵型 2Dビジョン
高輝度LED照明x2

安全規格

ES(緊急停止):
STO ( Safe Torque Off: 安全トルクOFF)
SBC(Safe Brake Control:安全ブレーキ制御)
EN ISO 10218-1, および EN ISO 13849-1 Pld, カテゴリー3

ES(緊急停止):
STO ( Safe Torque Off: 安全トルクOFF)
SBC(Safe Brake Control:安全ブレーキ制御)
EN ISO 10218-1, および EN ISO 13849-1 Pld, カテゴリー3

ED: Enabling Device
OM: Operating Mode
SLDS: Safely Limited Drive Speed
SLDP: Safely Limited Drive Position
SLDT: Safely Limited Drive Torque
SLRP: Safely Limited Robot Power
SLCP: Safely Limited Cartesian Position
SLCO: Safely Limited Cartesian Orientation
SLCS: Safely Limited Cartesian Speed
SLCF: Safely Limited Cartesian Force
PS: Protective Stop
STO, SBC, SS1, SS2, カスタマイズ可能な安全 I/Os
EN ISO 10218-1, および EN ISO 13849-1 Pl d, カテゴリー3